福岡で看板を出す人のための、条例・費用・管理のメモ

看板の種類と選び方

袖看板を出すときに道路との関係で見られること

袖看板(突き出し看板)は、歩いてくる人に手前から気づいてもらえる、路面店にとって効きやすい形です。そのぶん、道路の上空に出るため見られる項目が増えます。

主に問われること

ビルのテナントなら規約が先

条例に収まっていても、建物の管理規約で袖看板を禁止していることがあります。共用部の壁に穴を開ける工事になるため、オーナーや管理会社の承諾が要るのが普通です。条例より先に規約を確認すると、無駄な設計をしなくて済みます。

あとで効いてくること

袖看板は雨風を両面から受けます。取付金具は常に負荷がかかっている状態なので、さびや緩みの点検はほかの形式より重要です。退去時の撤去と壁の復旧費も、壁面看板より高くなりがちです。

袖看板は両面になる

通りに対して直角に出すので、両面に印刷や表示をするのが普通です。面積の計算では両面が対象になる場合があり、片面だけのつもりで考えていると基準を超えることがあります。大きさの検討は、必ず両面で計算した数字でしてください。

近隣への配慮

内照式にすると、夜間に隣接する住戸の窓へ光が入ることがあります。苦情が出ると、消灯時間の調整や遮光の追加工事になります。上階が住居のビルでは、設計の段階で光の向きを確認しておいてください。

更新と点検の負荷が高い

常に横向きの荷重がかかり、雨も両面から当たります。取付部のさびは、壁面看板より早く進むと考えたほうがよいです。点検の頻度を上げておくこと、点検しやすい高さと位置に付けることが、結果的に費用を抑えます。

関連:看板の種類/テナント退去を見据えた選び方