福岡で看板を出す人のための、条例・費用・管理のメモ

設置したあとの点検と管理

更新のときに求められる自主点検結果報告書

許可は一度取れば永久ではありません。継続して掲出するには更新が要り、その際に点検結果の報告を求められます。

誰が点検するのか

福岡県が公開している様式の一覧には「屋外広告物自主点検結果報告書(様式第3号)」があり、更新の許可申請を受けようとするときに、屋外広告物管理者である1級・2級建築士または屋外広告士による点検結果を報告する、と示されています。店主が見て「異常なし」と書けばよい、という性質のものではありません。

様式と運用は市町村で異なります。福岡市のように独自の条例を持つ市では、市の手びきと様式を確認してください。

更新の時期を逃さないために

更新は、期限が来たことに気づかないまま過ぎてしまうのがいちばん多い失敗です。

管理者を届け出る仕組み

屋外広告物管理者等の設置・変更届という様式もあります。許可申請書の管理者欄に必要事項を記載していれば設置届を省略できる場合がある、とされています。担当者が代わったとき、社名や住所が変わったときも届出の対象です。

点検を誰に頼むか、先に決める

更新の時期が来てから点検者を探すと間に合わないことがあります。設置してくれた業者が点検まで対応するのか、別に頼む必要があるのかを、設置のときに確認しておいてください。屋外広告士や建築士が社内にいる業者なら、そのまま頼めます。

点検で見られること

様式の趣旨からすると、落下や倒壊につながる部分が中心です。取付部の腐食、支柱の傾き、基礎の状態、面材の固定、電気設備の劣化。日常的に自分で見ておく箇所と重なります。ふだんから写真を残しておくと、点検のときに劣化の進み方を説明できます。

期限を管理する仕組みを作る

許可の期限は、覚えているつもりでいちばん抜けます。複数の店舗を持っている場合はなおさらです。表計算ソフトに「設置場所・許可番号・期限・管理者・点検を頼む先」を並べた一覧を作り、期限の2か月前に気づけるようにしておくと確実です。

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